君の愚論
誰も欲しがっていない
愚劣な君のプライド
いつか驚かせたい
君の言い訳聞こえない
別に怖くはない
君を信じてもいない
少しは錆びてみたい
笑ってる方がおかしいや
何がいけないの?
何を知ってるの?
建設的に諍いを
計画的に痣を
儀礼的に涙を
作為的に嘘を
最低限の細胞を
最大限の本当を
最小限の笑いを
最高級の邪念を
いつも笑っている君を
声の小さい君を
電話の向こうの君を
あたしは待てないよ
そうやってまた笑って
どうしようもないね
あんなに小さな手で
この手が守れるのか