猫背
君の命の煙草ひとつ
テーブルに置いて行かれて
どうやって返そうかって
君の背中、黒い猫背思い出す
雨が降っちゃって
インクが消えちゃって
こんな現実
生きるって難しいね
あなたが笑えるようにって
あたしが祈っておくよ
電話の横のバイクの鍵は
もう戻ってこない
風で膨らむ君の背中
追いかけた日、思い出す
あたしの手には君の手が大きすぎて
君が遠くて
愛情ってなんだろうね
あなたが泣いてくれるようにって
あたしが願っておくよ
あなたが吐いてくれるようにって
あたしは待っているよ
祈っておくよ
祈っておくよ