車でランジス

水彩絵の具溶け込みに
君の車を出してよ
すぐじゃなくて良いからさ
「ランジス!ランジス!」
「どこまで遠く?」

僕は君の言う言葉が
分からないフリするのさ
「君のその脳のシステム…」とか
何とかっつってね

用意はいいかい
満たしたら終わりなんだ
二人で生きることぐらい
きっと僕たちにだって


窓の水滴が手に模様
僕は言ってやるのさ、
「そう、つまり僕が言いたいのは
プラスチックモーターよ、
ダーリンねえダーリン」

やってやろうじゃない
逃したら終わりなんだ
何て名前なのかぐらい
きっと僕たちにだって

用意はいいかい
満たしたら終わりなんだ
二人で生きることぐらい
きっと僕たちにだって